PICKING GOの新機能 「欠品管理機能」をリリース
本機能では、調剤時に欠品が発生したとき、その詳細な情報(誰に・何を・いくつ不足したかや、当該患者に対してどのように対応するか)を登録し、薬局内の全員で共有することができ、出荷調整などで増加している薬局での欠品対応業務の効率化や負担軽減が実現されます。
さらに、この欠品情報は可視化され、いままで困難であった「欠品」を新しい経営指標として活用することをも可能にします。
本機能によって、薬局は欠品対応業務の効率化だけでなく、欠品をきっかけとした患者と薬局の関係悪化の予防を通じ、より患者に選ばれる薬局を目指すことが可能になります。
背景
従来、多くの薬局では欠品が発生すると手書きのメモなどで対応していましたが、取り扱い品目の増加や、昨今の出荷調整により欠品発生頻度は急増しており、その対応にかかる負担も増大しています。
しかし、ほとんどの薬局では欠品がどれだけ発生しているかの把握すらできていないことから、欠品を減らす行動や改善を自ら積極的に行えていませんでした。
本機能は、薬局の欠品対応業務の効率化や負担軽減だけでなく、欠品を可視化させることで欠品発生状況の把握を容易にし、欠品回避の具体的な行動と改善を薬局が行えるよう、ひいては欠品で困る患者や薬局が少しでも減ることを思い開発いたしました。
主な機能
① 欠品情報の登録
調剤時に「誰」に「何」を「いくつ」不足したかなどを登録することができます。
② 対応の登録と一覧での確認
「配達」「発送」「来局待ち」「薬局内待機」の中から当該患者への対応を登録することができ、処方一覧で確認することができます。
③ 欠品一覧の確認と手配登録
欠品した薬品、不足数量、該当患者を一覧で確認し、薬品の手配が済んでいるかを登録することができます。
④ 全員での共有
上記①〜③はPICKING GOがインストールされているすべての端末(※)で閲覧でき、全員で共有することができます。
※ iOS12以上のiPhone/iPad/iPod touchに無料インストール可能
⑤ 欠品情報の集計・閲覧(年内リリース予定)
登録された欠品情報は集計されブラウザで確認することができます。